物理の勉強法5選

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物理の勉強法5選

高校よりもさらに高度なことを勉強する大学生の物理。
これをきちんと勉強するためには、どんな勉強法を使えばいいでしょうか?
おすすめの勉強法を5つご紹介します。

1つ目は、入門書を使うことです。
大学生になってから習った物理について、イマイチよくわからないことも多いですよね。
そのときにおすすめなのが、大学生レベルの物理を扱ったこの入門書です。
これは参考書の1つなのですが、特徴は各テーマの解説を重視していること。
問題の出題もあるのですが、それは解説した内容の理解を深める例題として出されている程度となり、基本的にはイラストや解説文で大学生レベルの物理を説明してくれる参考書となります。
これでまずそのテーマの概要を頭に入れてから他の参考書や問題にあたると、スムーズに理解できます。

2つ目の勉強法は、数学を先に勉強することです。
大学生以降の物理は、数学を非常によく使います。
少なくとも高校レベルの数学は必ず必要で、大学で習うさらに高度な数学も必要とすることが多いです。
順番としては、まず数学を学んでから物理にいかないと、わかるものもわかりません。
そのテーマを理解するために必要な数学が不足しているときは、まず数学の方を先にやり、それから物理に取り組みましょう。

3つ目の勉強法は、物理の中での分野について、学ぶ順番に注意すること。
ボールに加わる力と、それによって起こる運動は高校の教科書にも載っているような古典的な物理となり、一方でミクロの世界の現象や法則を扱う最新の量子力学まで、大学ではさまざまな物理学を学びます。
ただ、いきなり量子力学から入って理解できるかというと、難しいのが実情です。
物理が発達してきた歴史をなぞるように、ある程度古いものから新しいものへと順番に学んでいくと、わかりやすいですよ。

4つ目の勉強法は、ひたすら反復学習すること。
大学生になったあとの物理は計算が主体となり、ひたすら問題を解いていくことを求められます。
これをうまくこなすには、ひたすら問題集を解いていくのが有効です。
ここでは出題を基本とした参考問題集を使い、ひたすら解いていってください。
このとき、すべての問題を毎回やるのではなく、一度解けた問題は次から飛ばし、前回間違えた問題だけを拾って解いていくのがコツです。

最後、5つ目の勉強法は、質問に行くことです。
自習しても、授業をまじめに聞いても、どうしてもわからないことは出てきます。
そんなときは、それについて質問することが大事ですね。
先生でも先輩でも、誰でも構いませんが、わからないことはわかる人に聞くのが最良の勉強法です。
これら勉強法で、大学生の物理にも対応できるでしょう。